カウンセリング漢方・漢方の厚養堂薬局
漢方のQ&A

お客様からちょうだいするご質問の中で、
多く寄せられるものを抜粋しました。
ご参考までに・・・。

漢方薬の値段はいくら位でしょうか? 漢方薬には、煎じ薬と、顆粒剤と、錠剤があります。通常、漢方の処方は2〜3種類使いますので、錠剤だと、二種類使用で1ヶ月分10000円位いになります。
 エキス剤は何種類か会わせますので、一日分525円かかります。煎じ薬は、1日分630円でお出ししています。

またエキス剤は、体重が10kg以下の場合は200円、20kg場合は300円、40kg以下の場合は400円でお出ししています。体重で分量が変化しますので、はじめにおっしゃってください。

通常、慢性病の場合、15日分をお出しして、変化を見ながら処方の割合を変化させたりします(症状を追いかけていく)。もちろん一ヶ月分でもお出ししています。

風邪の時は、漢方家の腕の見せ所で、うちでは3日分をお出しして様子を見てもらっています(1545円)。1〜2服で効くことも多くあります。
服用期間はどの位必要ですか? 通常、慢性病の場合、漢方の治療は3ヶ月クールで変化を見て、処方の方針を変えていくかを検討します。ですが、うちでは1ヶ月で処方の検討をします。
 風邪は、1週間が勝負なので、まず3日分お出ししています。
 いつからか、どんな症状か、もともとの体質はどんなかによって、効果も違い、服用期間も異なりますので、まずはカウンセリングをしてみて大体がわかってから、お話ししております。

カウンセリング(漢方相談)は初めてなのですが、どんなことを聞かれますか?その際に気をつけておくことは何でしょうか?
漢方処方を選ぶためには、直接、顔の色つやを見たり、声のはりを聞いたり、舌の状態を見たりするのと同時に、症状について細かく伺うことが重要です。例えば、いつ頃からの症状なのか、悪化するのはどういう場合なのか、軽減するのはどういう場合なのか等をおたずねします。
症状以外に、体質についての情報も必要です。現在気がついている範囲のことをお答えください。あらかじめ伝えたいことを、メモして整理しておくといい忘れがなくすみます。

漢方薬にはどんな種類がありますか? 漢方薬にも、日本のメーカーで煎じてエキスを取り、顆粒剤や、丸剤、錠剤が数多くつくられています。これらは煎じる手間がはぶけ、携帯に便利です。
 ただ、症状が重い場合や早く効かせたい場合は煎じ薬の方がエキス量も濃くからだにバシッと合わせられますのでとても効きがいいとは思います。

漢方薬の効果的な服用方法は? 一般に食前とは食事の1時間前から食直前をいいます。食間または空腹時は食事とじょくじの間だつまり食後2〜5時間をいいます。
漢方薬の服用は、日の出と日の入り、あと昼間が原則ですが、食生活も変わりましたので、上記の都合のよいときで結構です。
飲む場合は暖かいもので飲むか溶かして服用すると効きがよくなります。お茶は引経薬といって頭の方に薬効を引っ張りますので、頭をよくさせたり頭痛の時はいいと思います。
また吐く場合は冷たくして飲むようにしてください。
お湯に溶かす場合は、コップ1/3ぐらいで溶かすといいと思います。
丸薬などで、腎に効かせたいときには塩をひとつまみ入れて飲みますが、高血圧の方はナシでお願いします。
漢方薬を、妊娠中に服用することはできますか? つわり以外に、むくみ、便秘、腰痛、肌の不調などは妊娠中に特にあらわれやすい症状でしょう。漢方薬はそれらの症状を軽減すると同時に胎児の生育をうながします。妊娠中でも服用できる安全な漢方薬が数多くあります。

この頃、生理痛がひどくなっています。漢方薬で改善できますか? ひと口に生理痛といっても下腹部痛、頭痛、腰痛とあり、痛み方もシクシク痛む、重たく痛む、脹るように痛む、七転八倒するほどの激痛(冷えが主)とさまざまですね。ひきがねもさまざまでストレス、体力の低下、冷え、もともとの体質などがあります。それらのひきがねによって、現在、身体にどういうひずみが起きているのか、どの程度のひずみなのかを探っていきます。ひずみの程度によって治り方は違いますが、段々に改善し、苦痛なく生理をむかえられるようになります。


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